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行動派な2人


お互いの結婚式の友人代表のスピーチをし合い
嫁さんの名前や年齢まで同じと言う何か運命的なモノを感じる
小学校時代からの親友(悪友)は当時、名古屋の専門学校に通う学生さん。

彼は、冬休み 私は正月休みと言う5〜6年前の1月2日
普段 名古屋に居る彼との久し振りの再会…

何をするでもなくウチに遊びに来た彼…
近況報告など他愛もない話をしていました。

家族の者は出掛けており私1人だった為、食べる物もありませんでした。

昼飯も食べずに居ると突然「腹減ったなぁ?」と彼が言います

私「そやなぁ…何か食べに行く?」

彼「行こか?何食べに行こか?」

私「そやな…」

彼「冬と言えば何?」

私「冬と言えば、カニでしょう!」

彼「じゃあカニ食べに行こか!」

私「どこに?」

彼「カニと言えば?」

2人同時に「日本海!!」

…と言うわけで
カニ漁で有名な兵庫県の香住町までカニを食べに行く事になった2人

無駄に行動派です(汗)

しかし大きな問題が…

泊まる所がありません(痛)
距離的に日帰りは無理です!
正月休みの時期に予約もなく泊まれる所があるのでしょうか?

「何とかなるやろ?」これが彼の答えでした…

最悪の事態に備えて車中泊の為の毛布を持って行こうと言う事に
彼が家に毛布を取りに帰り30分後に再集合し出発することにしました。

30分後、彼の家に迎えに行くと彼の手にシッカリと握られたタオルケット
私「お前それタオルケットやん!!」
彼「大丈夫やろ?」←完全に山陰地方の冬を舐めてます

お気楽な彼に、もう何も言えませんでした…

取り敢えず出発!
道中、観光名所に片っ端から寄り道(姫路城やら、忠臣蔵で有名な赤穂城やら…)
変にテンションの高い2人
車の中は、ちょっとした宴会の様に盛り上がっています。
きっと途中で昼飯を食べた時に飲んだ生ビール(3杯)がいけなかったんでしょうね…

そんなこんなで6時間…着いた頃には辺りは真っ暗でした(焦)
泊まる所を探さねば!!
1件目「すみません…予約がないと…」
2件目「予約のお客様で一杯です」



6件目「大丈夫ですよ。ただ食事の方は用意できませんが…」
何?カニは食べられないのか?
そこで2人で相談した結果、カニは他の店で食べるとして
取り敢えず今夜の宿をキープ…と言う事に…

当然です!長旅で疲れた体を横たえる布団が欲しいし、風呂にも入りたい
そして何より、毛布と間違えてタオルケットを持ってきた彼の体が心配です!
と言うわけで宿はココに決定。

すると突然、私の携帯電話が鳴りました。
電話は母親から…
母「あんた、どこで何してんの?」

私「兵庫の香住にカニ食べに来てる」

母「はぁ?兵庫?誰と?」

私「友達と」
そうです、家族に連絡するのを忘れてました…
母も、まさか息子が突然カニを食べに兵庫まで行くとは思ってもみなかったでしょう

しばらくのやり取りの後 電話を切り
2人はカニを食べる為に出発することに
5分ほど車で走ると1件の店が♪

そこに入り、カニのコース(1万円)×2を食べる事にします。
刺身・天ぷら・焼き蟹・カニ鍋のカニ尽くし♪
もう、バカみたいに美味い美味いを連発!!ビールもガブ飲み!!

とここで、また電話が…
今度は当時の彼女でした
彼女「何してるの?」

私「友達とカニ食べてる」

彼女「カニ?私も食べたい!どこで食べてんの?今から行くわ!」

私「来るんか?ええけど、ここ兵庫県やで?」

彼女「兵庫?聞いて無いよ?いつ決まったん?」

私「今日決まった」

彼女「今日?バカじゃない?  ツーツーツ−←切られた音」

バカって言われちゃいました(泣)

そうでした彼女にも連絡するの忘れてました…

カニを全て平らげて支払いをする為にレジへ
そこで私達が見たものは恐るべき光景でした…

注射器を自分の腕に刺す老婦人(おばちゃん)!!
固まる2人!目は、その老婦人に釘付け!
しばらく見てた私達は、ふと我に戻り 顔を見合すと、そそくさと支払いを済ませ
足早に店外へ…
2人「覚醒剤?」

確かめようも無い私達は、糖尿病の人が打つ「インシュリン」だろうと
無理に自分達を納得させ宿へと戻りました。

この旅行以降も彼との付き合いは続いており
これからも一生付き合っていきたいと思う
本当の友達と思える数少ない親友なんですが
彼の前で、「〜の〜が食べたい」と言うのは やめておこうと硬く誓いました

同時に「冬と言えば?」って聞かれた時に
「秋田名物のキリタンポ鍋」って言わないで本当に良かったと思いました…
言ってたら確実に秋田まで行ってました
 
当時の無駄に行動派な私達なら…


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